認定第8号 長野県安曇野市 

8. 認定第8号 平成29年度(1)
  長野県安曇野市 殿
  『地域ブランドを活かした人づくり、モノづくり、
  まちづくり~新たな取り組み
  「朝が好きになる街 安曇野」の展開~』  
  認定日 : 平成29年3月8日


認定証と認定理由


安曇野市は長野県中部に位置し、人口約10万、北アルプス燕岳、常念岳など3,000m級の山々の麓にあり、川と湧水に育まれたわさび田の見られる美しい田園のまちである。地名「安曇野」は、古代北部九州筑紫で海神「綿津見命(わたつみのみこと)」を信奉した安曇族が東遷し、信濃国に定住したことに由来している。
安曇野はかねてより川端康成、井上靖、東山魁夷などの文人墨客に愛され、美しい景観と相まって観光都市としての地位を誇ってきた。しかしそれに甘んずることなく、地域をブランド化する活動、施策が継続的に行われてきた。市の商工観光部交流促進課に「ブランド推進担当」をおき、施策に取り組んでいる。


「朝が好きになる街」安曇野

安曇野に住んでいる市民の皆さまが、いちばん好きな時間帯が朝。
安曇野のロゴマークは、安曇野の爽やかな朝のイメージのデザインでできています。
山々や美しい水、農作物など、たくさんの良いものが集まっている安曇野の魅力が、今までにないデザインで、一つの美しさに表現されており、色使いも繊細でやさしく、デザインもシンプルで印象に残るという点で
現在のロゴマークにしているそうです。パッチワークのような可愛らしさのある、安曇野市のイメージを象徴するロゴマークです。

私の心を潤す安曇野

安曇野の市役所の4階には、3,000m級の北アルプスの眺めを見ながらくつろげる、くつろぎコーナーが設けられており、市内に住んでいる学生が勉強をしにきていたりと市民が自由にできるようになっています。
また展望スペースもありとても素晴らし眺めです。
心地よい風・鳥のさえずり・草木の葉音を聞きながら歩いたり、街のどこにいても自然を感じる事ができます。

美味しい林檎、おろしたてのわさび、ひきたてお蕎麦、信州サーモン
おいしいお米、、空気も美味しいですが、美味しいがいっぱい詰まっているのが安曇野のいいところです。またご当地グルメにも力を入れており、中でも林檎のナポリタンは12店舗で提供しています。店舗によって創作内容が異なるので様々な味を楽しめます。

道端にも湧水が沸いている安曇野。
日本一のわさび田は、安曇野でしか見られない風景です。
水が綺麗だからこそ、できるわさび。
年間を通して13℃の雪解け水が北アルプスから流れてきます。
いつでも冷たいお水が飲めるのも安曇野ならではです。

観光も移住者も大歓迎の安曇野

安曇野市長である太田 寛市長と対談をさせていただきました。
人の営みが見えるところ、住んで住みやすい安曇野が特徴とおっしゃる太田市長は
移住者にも力を入れているそうで、
近年健康に気を遣う方が増えている中、安曇野の魅力である
人間の体で1番大切である水をとてもご自慢にお話しされていました。
安曇野は北アルプスの雪解け水が湧き出る街です。
移住をされて来た時のメリットは水道水が全て湧水であること。
東京で何かあった時のためにと、別荘を持たれる方もいらっしゃるそうです。
また観光での来訪も近年では増えており、日本人はもちろん外国観光客の
来訪もあるそうです。
山登りに、サイクリング、美味しい食べ物に美術館もあり観光するのには
1日では周りきれない安曇野の魅力を
たくさん教えていただくことのできた貴重なお時間となりました。
ふるさとオンリーワンのまち一同引き続き応援させていただきます。

今回は「旬刊 旅行新聞」での取材も兼ねて伺わせていただきました。
ぜひこちらの記事も併せてご覧ください。

→太田安曇野市長インタビュー 旬刊 旅行新聞