8. 認定第9号 平成29年度(1)
千葉県館山市 殿
『多様性な楽しみ方が一つに集う館山』
認定日 : 平成29年3月29日
認定証と認定理由
千葉県館山市は、房総半島の南端、東京湾岸(内房)に面し東京都心から100km圏内にあり、人口は約4万7千人。気候が温暖で一年中オーシャンビューとマリンスポーツ、花と果物に恵まれ、目前には黒潮と親潮のぶつかる豊かな漁場をもち、海の幸、山の幸にあふれている。歴史的には古代から関東、東北への道のりの途上にあり、戦略や交通、物資輸送の要衝にあたるため、安房の国として栄えた。戦国時代、当地に里見家が居城を構え、曲亭馬琴の南総里見八犬伝の舞台ともなった。先の戦争では海軍の基地がおかれ、戦争末期には米軍の上陸想定地となったため、これを迎え撃つ陣地も構築され、その遺構が点在するなど歴史の重みを感じさせるところでもある。まさに「まるごと博物館・まるごと観光地」と呼ぶにふさわしい地である。
東京都心から90分で海と山の両方のリゾートを満喫できる館山。温暖で「ないものが一つもない館山」といわれるほど何でもそろう一大観光地。温暖な館山は2月頃には春の花が、あちらこちらで咲き始めます。フラワーラインは菜の花、城山公園ではスイセンと椿が咲きます。
寒さ知らずのハウスの中で、5月上旬まで楽しめる糖度の高いイチゴ狩りも人気で、
中でも「かおりの」は、甘みと酸味のバランスがちょうど良く、人気の品種なのだそうです。
穏やかな日には、城山・崖観音・野鳥の森などの展望台から鏡ケ浦や平砂浦の眺めが素晴らしく、北条海岸からの冬の富士山は美しく心が洗われると人気のスポット。また、伊戸漁港のだいぼパーキングからの夕景もお勧めで、大島と神津島の間に夕日が落ちるころ、空間全部が茜色になり、一大パノラマの世界に感動する館山を効率的に巡るにはレンタサイクルが一番とのことでした。
館山市観光協会観光まちづくりセンター室長 木村 義雄さんより
ご当地グルメのご紹介いただいたのは
旬の魚8種類を使った「館山炙り海鮮丼」が一押しなのだそう。
房総半島の最南端に位置する館山市。1年を通して豊富な魚介類が水揚げされる「水産のまち」を「食」で訴求しようと開発され、地場産食材にこだわり特製の三段どんぶりを使い、上から順に「炙り海鮮」(一の膳)、「刺身&カルパッチョサラダ」(二の膳)、「海鮮押し寿司&野菜巻き寿司」(三の膳)となっている。見た目はゴージャス、味も最高とファンが多いそうです。
穏やかな日には、城山・崖観音・野鳥の森などの展望台から鏡ケ浦や平砂浦の眺めが素晴らしく、北条海岸からの冬の富士山は美しく心が洗われると人気のスポットなのだそうです。
伊戸漁港のだいぼパーキングからの夕景もお勧めとのこと。
木村さんは「大島と神津島の間に夕日が落ちるころ、空間全部が茜色になり、一大パノラマの世界に感動することでしょう」とおっしゃっていました。
皆様もぜひ館山へ訪れてみてください。