認定第5号 飯島町観光協会

5. 認定第5号 平成26年度(3)
  飯島町観光協会殿
  『ふたつのアルプスが見えるまち南信州・飯島町が
  もたらす自然の恵みを生かしたまちづくり』
  認定日 : 平成26年11月9日

飯島町 第5号認定証



「ふたつのアルプスが見えるまち」飯島町は、中央アルプスと南アルプスに囲まれ天竜川が大地を潤す信州伊那谷の中央に位置する町です。ふたつのアルプスから湧き出る清流が織りなす自然が、3000m級の山々から里山・里川へと変化に富んだ河岸段丘を描いており、豊かな農産物(米、野菜、果物)を産出します。
江戸初期の延宝5年(1677)周辺の幕府直轄領を治める陣屋が飯島町に置かれました。陣屋には手付、手代、書役などの役人が常駐し、さまざまな政務を執り行いました。飯島陣屋跡は今も大切に保存されています。また、西村京太郎氏のミステリー小説『赤と白のメロディー』や、柴崎コウ主演の映画『食堂かたつむり』の舞台にもなり飯島町の魅力を全国に発信しました。
こうした、ふたつのアルプスが見える町、自然豊かで歴史に包まれた町、飯島町は理想の移住スポットとして注目されています。町役場には「定住促進室」を設けられ、都会の若者やリタイアメント世代の移住をサポートし促進しています。
このような飯島町のあり方、すがたを当NPOではオンリーワンのまちとしてふさわしいと今回第5号認定をすることとしました。


飯島町が小説に登場


トラベルミステリーの巨匠、作家西村京太郎氏は講演で飯島町を訪ね、2つのアルプスの広がる風景に感動され「君は、飯島町を知っているか」という文言をパソコンに残し姿を隠すというミステリー小説『赤と白のメロディー』を上梓しました。


飯島町に到着


飯島町に到着。先ず町はずれにある道の駅に行きました。道の駅のの向こうには南駒ケ岳が聳えています。標高2841mの雄姿に圧倒されました。11月7日ですが紅葉が見事です。


JR飯田線七久保駅


飯島町には4つのJR駅がある。ここはJR飯田線の七久保駅。上り豊橋行き列車が通りました。


駒ヶ根名物“きよし”のソースかつ丼


飯島町に入る前、駒ヶ根のソースかつ丼屋“きよし”で昼食をご馳走になりました。ソースカツ丼は駒ヶ根の名物。とくに“きよし”のは豚肉が厚く、柔らかく、ソースとの相性が絶妙でとても美味しかった。


“たまごとミルクとりんごの樹”



飯島町のケーキ屋さん“たまごとミルクとりんごの樹”を訪ねました。たくさんのおいしそうなケーキがありましたが、特にこの“飯島衆”というシュークリーム、味と名前が気に入りました。


町役場「定住促進室」


ふたつのアルプスが見える町、自然豊かで歴史に包まれた町、飯島町は理想の移住スポットとして注目されています。町役場には「定住促進室」を設けられ、都会の若者やリタイアメント世代の移住をサポートし促進しています。


自然酵母パン Chocotan(チョコタン)


2011年に東京から飯島町に移住してパン屋さんを開いている上村さんご夫妻。
飯島町の自然に惹かれたとのこと。
外はカリッ、中はモチモチの香ばしいパンは毎日食べても飽きません。

住所  長野県上伊那郡飯島町七久保3017-168
TEL/FAX  0265-98-7265
営業時間 AM10:00~PM4:00 
※売り切れ次第終了になります


飯島陣屋


江戸初期の延宝5年(1677)周辺の幕府直轄領を治める陣屋が飯島町に置かれました。陣屋には手付、手代、書役などの役人が常駐し、さまざまな政務を執り行いました。飯島陣屋跡は今も大切に保存されています。


囲炉裏


写真は平成21年の取材したときの写真です。
住所 〒399-3702 長野県飯島町飯島2309-1
℡ 0265-86-4212 .
営業時間 9:00~17:00※入館は16:30まで .
定休日 毎週月曜 .祝日の翌日、12月中旬~3月中旬 
入場料 一般 200円/高校生以下 100円~ 


信州の名水・越百の水


飯島町与田切公園にある信州の名水・秘水15選に選定された「越百-こすも-の水」を飲んでいる津田理事長。  越百の水は、中央アルプス越百山(標高2613m)を水源とする地下水。水質は料理やお茶に最適な軟水(硬度29)で飲料水として利用できます。とてもおいしいです。


認定証授与式

第5号認定証授与式。三石飯島町観光協会会長(右)と津田当NPO理事長(左)。

第5号認定証授与式。三石飯島町観光協会会長(右)と津田当NPO理事長(左)。三石さんは飯島町観光事業の重鎮であり、同時に私たちが1泊お世話になった「お宿陣屋」を経営されていらっしゃいます。渋く、堅実で、華やかな面もお持ちのお人柄に感服しました。大変お世話になり、ありがとうございました。


認定証授与式後の来賓ご挨拶


飯島町の高坂町長に来賓としてご出席いただき、ご挨拶いただきました。
高坂町長は、「少子高齢化が進むなか、飯島町も若者の定住をはかりながら地域活性化に取り組んでいる。今回このような栄えある認定をいただき感謝している。今後のわが町の取り組みの弾みにしていきたい。」と述べられました。


当NPO理事長津田令子のご挨拶


飯島町は、「ふたつのアルプスがみえるまち」として知られています。大規模な観光施設こそないものの、恵まれた自然のなかで「暮らすような旅」ができる町として脚光を浴び始めています。「暮らすような旅」とは、ツアーなどの大量消費型の旅でなく、毎日の生活の一部に旅を取り入れて四季折々を体験するということをいいます。飯島町は、おいしい水とおいしい空気そしてすばらしい景観に恵まれているのです。そこには「ふたつのアルプスの見える町」に息づくさまざまな「ほんもの」の自然や農業が、きちんと見えていました。飯島町に暮らす人たちは、みな「自然が一番の売り物」と胸を張っていいます。地域に誇りをもてるって素晴らしいことです。飯島町には、われわれ都会に暮らす者が、一番求めている「自然」「ゆとり」「住んでいる人の優しさ、ぬくもり」が備わっているのです。NPO法人ふるさとオンリーワンのまちでは、ふるさとの素晴らしさを実感できる飯島町で過ごす「暮らすような旅」をできるだけ多くの方に知っていただけるようにこれからも応援させていただきます。


授与式終了後記念撮影


町役場に米俵が積み上げられていました。これは、明日町で米俵マラソン大会を行うための準備でした。その米俵タワーの前で授与式に出席したみなさんと記念撮影をしました。


「お宿陣屋」で懇親会


授与式終了後、「お宿陣屋」で懇親会を行いました。冒頭、飯島町の箕浦副町長がご挨拶。箕浦副町長の闊達なお人柄に触れ座が一気に和みました。飯島町の町議さん、観光協会役職員、まちづくりセンター役職員、地元の有力者の方々など多彩な顔ぶれで、飯島町のエネルギーとパワーに溢れた楽しい会でした。


業界紙で紹介

「オンリーワンのまち」第5号飯島町観光協会認定の記事。
旅行新聞新社の旬刊旅行新聞1567号(2014年11月21日)。